ZIZO DESIGN ノート

お問い合わせ

VRを体験しに東京へ行ってきました -その2-

時代はVR!ということで
制作チームで東京へ行ってきました

この記事の続きです。

所変わって西新宿へ。新国立劇場のほど近くにあるNTTインターコミュニケーション・センターに行きました。
先程のVRゲームとはまったくテイストの違うメディア・アート等の展示です。

オープン・スペース 2017 未来の再創造

http://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2017/open-space-2017-re-envisioning-the-future/

 

大きな耳を持ったキツネ

http://www.ntticc.or.jp/ja/archive/works/otocyon-megalotis/

人間の視界から得られる情報をシャットアウトし、聴覚だけでサウンド・インスタレーション作品。
壁一面吸音材を敷き詰められている部屋の真ん中にぽつりと椅子が置いています。その椅子に座ると、スタッフさんも退出し、部屋が真っ暗に。目を開けているのか開けていないのかわからない、完全な闇です。音が反響しないし、密室だし、正直怖かったです、、笑
そこで再生される自然音は、まるで目の前で起こっているかのVRのよう。途中息を荒くした獣が近づいてきたのですが、なんせ真っ暗なので「もしかして目の前に獣がいるのでは…?」と不安になるほどに四方八方を駆け回っているかの立体音響でした。
音が反響せず、一点の光明もない真っ暗闇で体験する「聴覚体験」。人間の感覚を最大限利用するとこんな体験もできるのだなと驚きました。

 

振動電話“ふるえ”

http://www.ntticc.or.jp/ja/archive/works/vibro-phone-furue/

お腹にベルトを巻いて、公衆電話ボックスが2つ並べてある中に入って、プッシュホンを押すと、ベルトが震える体験型展示。
「ズキューン」,「グサッ」,「パーン」などのオノマトペがくすぐったく、ついプッシュホンを連打してしまいました。
この展示で良いなと思ったのが、公衆電話の間に設置されたディスプレイ。そこにオノマトペが震えた瞬間の顔が1秒程度撮影されており、漫画風にして映し出されています。これを眺めているだけで、外の待機列の人も楽しく待つことができます。体験者だけでなく、待っている人も楽しませる工夫はとても大事だなと思いました。

 

 

場所は変わって、池袋へ!
お目当てはサンシャイン60展望台にある「スカイ・サーカス」。

コードアワード2017で受賞した記事を読んで、行きたいと思っていた所です。

チケットを買ってサンシャイン60展望台へ。
スカイ・サーカスで特徴的なのがVR体験ができるエリアがあることです。3つのアトラクションを体験してきたのでご紹介します!

スウィングコースター

ブランコに乗ってVRをつけると、池袋の街をブランコ型のコースターで駆け抜けれるアトラクション。

 

SKYエスケープ

超高層ビルの上で戦うアトラクション。

 

TOKYO弾丸フライト

人くらい大きな筒の中に入って、VRゴーグルをつけて未来の東京を弾丸のようにフライトするアトラクション。はたから見るとバリウム検査の機械みたいに筒ごと動いて振り回されてました…。笑

 

 

この旅でゲーム会社とコラボしてめちゃくちゃお金がかかっているVR、アート寄りのデジタル展示、カップル/親子連れ向けのVRなど、色んな種類を見れました。
次回は感想をまとめて書いてみます!