ZIZO DESIGN ノート

お問い合わせ

目を大切に

note_hiking01

デザイナーは目が大事!
みなさん目を大切にしていますか?私はしていません!
しかし歳を重ねるごとに衰えを感じております。目を少し労ってあげようと今回は目に優しい&健康に良いことを紹介したいと思います。

緑は目にいいのか?

「緑を見ることは目に良い」なんて聞いたことがありますか?私は長い間結構信じていたんです。どうやらあれは間違い(?)ではないのですが、緑色を見るということが目に良いわけではなく、森があるような山に行くと遠くの景色を見ることが増えますよね?遠くを見るときは、水晶体を調節している毛様体筋がゆるんで水晶体が本来の厚みになります。つまり、目にとっては負担のかからない、リラックスした状態になり、目を休ませる効果があるのです。 緑という色がいいというより、遠くを見ることが良いということですね。

というわけで少々強引ではありますが、私おすすめのハイキングコースをご紹介します。

note_hiking02

旧国鉄福知山線・武庫川廃線跡

JR福知山線 生瀬〜武田尾 旧線廃線跡武田尾駅から武庫川渓谷下流へは、1986年まで走っていた旧国鉄福知山線の廃線が残されており、現在は桜、紅葉の名所として知られる武庫川廃線ハイキングコースとなっています。距離は約5km、写真を撮りながらゆっくり歩いて2時間ほどです。川沿いのハイキングコースは平坦なので足の速い人なら1時間30分ほどで歩けると思います。 この区間の廃線は線路が撤去されているものの、枕木が残され、真っ暗なトンネルを通らなければならないので懐中電灯は必須です。必須ではありますが、点けて入ってトンネルの中で懐中電灯を一度消して頂くことがおすすめです。漆黒&無音の中では人間は平衡感覚を失うということを確認してもらえます。少しクセになるくらいです。中年太りの私でも余裕なので、日々の業務に疲れ切ったメンタル+運動といえば家と会社の往復だけの足腰でも大丈夫でございます。

難易度 ★★

note_hiking03

愛宕山 ケーブル廃線跡

阪急嵐山駅から京都バスで終点清滝。清滝の登山口から表参道に入ると、廃線跡が右に並走。やがてロープがあり、ここをまたいで廃線跡へ。トンネルが6つあり各番号が振られています。3番と5番は内部が崩壊しているため、道の無い山を登る必要があります。テープはありますが、結構危険。 橋が4~5ヶ所あり、いずれも手すりなく転落すると数メートル~数十メートル下に真っ逆さまです。 下側の清滝川駅跡から、上側の愛宕駅跡までの標高差は638.83m。かなりきつい傾斜でした。なぜか下調べもせず、冬にここに行ったんですが、雪もかなり積もっていて滑りまくるし正直死ぬかと思いました。目標にしていた山頂には駅舎が現存するのですが、いつ崩落してもおかしくないほどボロボロで、ここでも死を覚悟しました。何より携帯電話が全くつながりません。山頂に着くやいなや日が落ちてきたことで三度目の死を覚悟しました。バカです。すいません、まったくオススメできません!安易な気持ちで行くのはやめて!(ちなみにケーブル跡を登るのではなく、いたって安全なハイキングコースが別にあるのでそちらをオススメします。)

難易度 ★★★★★

なんか目に良いハイキングコースを紹介するはずが、廃線とトンネルの話になってるような…。ただ、廃れたものを実際目の当たりにすると、なんとも気分が良いのか悪いのか、これを郷愁と言うのかという気持ちになります。形あるものはいつかは壊れるということを再認識し、己の一日一日を大事に…いや、そこまで思ってないな。
とにかく、関西で良い廃線ハイキングコースを他にご存知の方、情報提供待ってますよ!そう、そこのあなたですよ!

ちなみに人工物では、歩道橋と地下道が一番好きなんですが、そちらの情報もお待ちしております。歩道橋&地下道のコミュとかってありますかね?