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[Slack vol.4] Slackの有料プランや外部パートナーとの連携について

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無料版のSlackを使用しているといろいろな制限が問題になってきます。そこで無料プランと有料プランの違いと、有料プランだとできることを紹介していきます。

Slack導入編はこちら [Slack vol.1] Slackを導入しよう!

・有料プランと無料プランの違い

Slackの無料版は以下の制限がかけられています。

(1)アーカイブ検索は直近の10,000メッセージまで。それ以上は検索できません
(2)アップロードできるデータ量は5GBまで。
(3)インテグレーション(外部サービスとの連携)は10個まで
(4)制限アカウントの作成は不可
…ect

有料版と大きな違いは上記の4点です。

この制限を取り払うためには有料版に移行する必要があります。

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有料版はStandardとPlusの2バージョン(2015年12月現在)があります。
Standardは$6.67(約¥800)、Plusは$12.50(約¥1,500)です。

Standardプランは以下の機能が使用可能になります。
・無制限のアーカイブ検索
・無制限のデータアップロード
・無制限のインテグレーション
・カスタム保持ポリシー
・シンプルな使用統計
・ゲストアクセス
・優先サポート
・Googleの認証/ドメインのGoogle Appsのサインオン
・スラックへメールの転送

PulsプランはStandardの機能にプラス以下の機能が使用可能です。
・SAMLベースのシングルサインオン(SSO)
・すべてのメッセージ履歴の監査向けメッセージログ出力機能
・外部メッセージおよびアーカイブソリューションをサポート
・99.99%保証稼働率を保証
・4時間の応答時間が24時間365日のサポート

有料版から無料版へ戻すことも可能です。
メッセージ検索機能が10,000件に戻るなどの機能制限など元に戻りますが、投稿した内容はそのまま残ります。

有料版アカウントも10日間ログインしない状態が続くと、課金対象外(無料版に移行)になるみたいです。

支払いに関する本サイトのFAQをこちらの方が翻訳されています。
https://gist.github.com/shimizukawa/b10d806c01c28f94e3a4#slack

・外部パートナーとチャンネルを共有する

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ユーザーを招待する時に上記画像の三種類を選択できます。
上から順に、
・フルアクセスメンバー(通常の招待)
・制限アカウント
・シングルチャンネルゲスト
となっており、外部パートナーにSlackを招待する場合は、制限アカウント、シングルチャンネルゲストのどちらかになると思います。

この2つの違いは以下の通りです。

・制限アカウント(有料)
複数のチャンネルやグループにまたがって様々なSlackを確認する必要がある場合に選択
(案件を複数お願いするフリーランスの方にはこちらがおすすめ)

・シングルチャンネルゲスト(無料・チーム有料アカウントの5倍まで)
一つのチャンネルのみ共有する場合に選択
(一つだけのクライアントとプロジェクトを共有する場合におすすめ)

制限アカウントに関する本サイトのFAQをこちらの方が翻訳されています。
https://gist.github.com/shimizukawa/d935225d948b5f567d37

[Slack vol.1] Slackを導入しよう!
[Slack vol.2] Slackの簡単な使い方
[Slack vol.3] ショートカットや外部サービスと連携してSlackを活用する