ミーティングルームの使用状況をIoT化してみた
ZIZOには個室のミーティングルームがあります。
その使用状況をデスクにいながら確認できるようにしてみました！
ZIZOには個室のミーティングルームがあります
大きなテーブルが2つあって、明るくて広々使えるおしゃれな部屋です
ですが社員数が増えて、ミーティングルームが埋まる機会が増えてきました…。
テーブルが2つあるので、社員同士のちょっとしたミーティングなら同じ時間帯でも相席して使うことができます。ですが、打ち合わせしている人に相席してもいいか声をかけづらい…。
ドアに使用状況のかけ札をかけたらどうなるだろう？
そこで紙でこんなものを作成しました
社内の人に話を伺うと、ステータスは「貸切」と「相席OK」の２ステータスが必要だとわかりました
- 貸切・・・社外の人を交えてのMTGや、定員いっぱいでMTGするので入ってきてほしくないとき
- 相席OK!・・・社内の人同士の簡単なMTGや、ちょっとした作業で使っているだけなので、もう半分のテーブルは使ってもOK！
使用感について、一週間運用した後、アンケートを取りました
好評なようで何よりです！
泣く泣くカフェMTGになることもぐっと減ったような気がします。が…。
確かに…一階上とはいえ、かけ札を見に行くために階段を昇り降りするのは面倒だし、デスクにいながらパパッと確認できたら便利かも…。
ということで、作ってみました！
『IoTかけ札』！
テーマは「夏休みのこどもが作ったみたいな見た目してるのに実はすごいテクノロジー使ってる」。
手作り感あふれる見た目ですね。本気出せばもっとちゃんとしたものも作れますよ！多分。
こんな感じに使います。
革のポケットに入れている板の方向を変え、差し替えます。
するとWebページ上にリアルタイムでそのかけ札の使用状況が反映されます。
これでデスクにいながらミーティングルームのかけ札の状況がわかります。
裏にセンサーが貼ってあります。
センサーをテープで直貼りするときの罪悪感すごい。
ボタン電池は1年くらい保つようです。
ステータスは従来の『貸切』、『相席OK！』に加え、『空室』と『ランチ』を追加しました。
『空室』のステータスを示す方法として、
「使っていない時は部屋の中のデスクにおいて外す」という方法を取っていたのですが、一度紛失してしまいました…。
「札をフックから外す」というのは確かに紛失しやすいかもしれません。
ということで、今度は『空室』もかけ札のステータスの中に入れてみます。
一応今までの習慣でかけ札を外してしまっても、「空室」のステータスが出ます。
他にもこの部屋で持参したお弁当など昼食を取ることもあるので、「ランチ」というステータスも追加。お客さんの目に触れてしまうといけませんので、先に入ってこそっと退出を促してもらいます。
