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ミーティングルームの使用状況をIoT化してみた② 〜しくみ編〜

mv

この記事のしくみについて解説します

流れとしてはこんな感じです

flow

ura

かけ札に貼り付けたセンサーはTWELITE 2525Aです。
今回はどの面が上を向いているか(サイコロの目に近いかも?)を取得していますが、シェイクやタップ、スピンの角度など応用が利きそうです。感度もすごくいいような気がします

受信機はセンサーと同じ会社が出しているMONOSTICKを使用します。USB接続なので、変換ケーブルをつけたスマホにも挿せますし、中継器にもできたりします。便利ですな〜

受信機のPCはUSBが挿せてPythonが動けばなんでもいいです。Raspberry Piなどもっと小型なものにもできますが、今回は空いているMacがあるのでそちらを利用します

book

最初のセンサーの設定についてはプログラマーのsakaguchiさんに手伝っていただいたのですが、この本が参考になったそうな…。一番初めが難しい。本当にありがとうございます…
この本、すごい解説が詳しくて読んでて楽しいです

table

USBに受信機を挿してPythonを走らせます
nodeはv4.4.5です

別途Pythonのパッケージを入れました
▼センサーとシリアル通信するやつ
pyserial==3.3
▼かけ札のステータスをhttpリクエストするやつ
requests==2.13.0
↑直でPythonからDBに書き込めるのですが(mysql-connector-python)
使っているDB側のセキュリティの問題でできなかったので、
get値でステータスをDBに送りました(httpリクエスト)
localhostのDBとか自由度の高いやつなら直でいけます

phpでDBに書き込み〜

キレイにステータスを直してjsonに変え〜

Ajaxで0.5秒毎に取ってきます

status

もっと上手な方法はあると思うのですが、一旦これで完成。
作っていてすごく楽しかったです…。久々にご飯の時間も忘れてワクワクしながらプログラミングしてました…。

次回はかけ札を工作した話を更新予定です!