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ミーティングルームの使用状況をIoT化してみた③ 〜工作編〜

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この記事のかけ札を工作したときの話を書きます

ラフを描いたり、ダンボールでサイズや使用感のためのデモを作ったり…
いろいろ試行錯誤してポケット式にすることに決めました

完成したものはこちら

出し入れするときにポケット側にある程度の強度が必要なので、
今回は革を使用します

革はハギレを買いました
普段ハンドメイドが好きで、ビーズやUVレジンなどでアクセサリーを作ったりしているのですが
革は初めてでワクワクしています。これが終わったら革でブックカバーとか作りたいな〜

そのほか用意したのがこちら

革専用の針と、ロウ引きの麻糸です
革は分厚いのでロウが塗った太めの糸が必要だそうな。
針の先端は丸く、あらかじめ革に穴をあけておく必要があります

クリップなどで仮止めして、縫う箇所に目印をつけ、
菱目打ちという道具で穴をあけていきます
カッターマットより雑誌などを下に敷く方がいいです。結構勢い良く穴が空いちゃうので…

初めての革のハンドメイドなので上機嫌で縫っていきます

普段1日パソコンしてるので、全くデジタル使わない作業ってワクワクします
たまに普段とは真反対のことがしたくなるんですよね
制作チームでよく「アマゾン川に行きたい」って話しています

せっせと縫うこと3時間くらい。ここでなんと革特有の縫い方があることが発覚しました
知らずに全部布と同じように縫ってしまったので、泣く泣くすべて解いていきます…

二度め。一回縫っちゃったので心ばかり穴が広がってて…糸が…通しやすいです…
失敗して人は学ぶんですね。もう革を布と同じように縫うことはないと思います

途中糸が足りなくなって何度も絶望しながら、ひたすらに縫います。糸は余分なくらいに取っておいた方がいいですよね。関西人なのでついケチってしまいます

なんとか縫えましたー!
ここまでで5時間くらいかかりました。「次は革でブックカバー!」とか言ってましたがしばらくはいいかな!

 

板は長方形のハギレを買ってきて、

ノコギリで正方形にカットします
中学ぶりのノコギリにトライしてみたのですが、下手すぎたので見かねたデザイナーのJK師匠がカットしてくれました。ちなみに革の縫い方もレクチャーしてくださってます。師匠、これをカットしながら「耐震性の高い家具の置き方」の話をしています。師匠のできることが多すぎる…いったい何職人なんでしょうか…

発色をよくするため白で下塗りします

マスキングテープではみ出さないように加工してから
アクリル絵の具(リキテックス)で塗ります
手作り感がすごく出てきました…!
テーマは「夏休みのこどもが作ったみたいな見た目してるのに実はすごいテクノロジー使ってる」なのでね、OKラインなはずです

よく乾かしたのち、センサーを貼り付けます
センサー…むき出しなのがポイントです…

こういった印刷対応のラベルシールがあるので、文字のシールを作りました
もしシールをプリントしたい方に是非お伝えしたいんですが、
台紙を買うときにインクジェットプリンタ対応・レーザープリンタ対応の確認や
プリント設定を注意して印刷することをおすすめします!
学生の頃、シールをつくったことがあるのですが、
印刷して乾かしたはずのシールが、触ると消えたり
インクジェットしか持ってないのにレーザープリンタ専用の台紙を買ってきてしまったり
何度もやらかしました…失敗して人は学ぶのです…

シールを貼って完成ですー!
ミーティングルームのドアに設置しました
センサーの送受信もうまくいっています

 

Webの知識からプラスαして色んな分野に手を出していって、
最終的にスマートハウスを作るのが夢なので、
社内の人のお力をお借りしながら何か一個でもきっかけを作れてすごく楽しかったです!
またIoT手をつけていきたいです〜