スマートフォンサイトのガイドラインについて(ボタン編)
最近では、ほとんどの案件でスマートフォン対応が必須となってきています。
そこで、もう一度iOSとAndroid(Material Design)のガイドラインを確認して、最適なサイト制作を行っていきたいと思ってます。
前回のフォントの次は、ボタンについてです。
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<参考サイト>
■iOSのガイドライン(OSヒューマンインターフェイスガイドライン)
※safariで最適化
■Android(Material Design)のガイドライン
Up and running with material design
→日本語化されたサイトはこちら
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【サイズ】
[iOS]
・タップ可能なエリアは約44×44pt(88×88px)が必要
[Android]
・サイズは、64×36dp(128×72px)、
タッチエリアは、48×48dp(96×96px)必要
※dpとは解像度に依存しないサイズの表現単位
※96×96pxで作成すれば、両方共クリアー
【デザイン】
[iOS]
・デフォルトでは、色や操作を示すアイコンで示す。
・過剰な装飾(ベベル・グラデーション・ドロップシャドウなど)は極力さける。
[Android]
・フラットボタン(テキストのみ)・ライズボタン(長方形)、フローティング
クションボタン(円)の3つの形を使い分ける
・単色のベタ塗りで、震度による、陰影をつける。
※ボタンのデザインはシンプルに。自然な陰影やアイコンで表現する。
【余白】
[iOS]
・最小サイズは11ptまで。
[Android]
最小サイズは欧文12sp、和文は13sp
※spとは解像度に依存いない文字サイズの表現単位。
※両方の共通である、最小サイズは、欧文11pt、和文13pt程度が基準になりそうです。
【見出し】
[iOS]
・具体的な定義なし
[Android]
・隣接するボタン同士の余白は8dp(16px)必要
※Androidに習って、規定サイズの余白を設定する。
【位置】
[iOS・Android]
・「決定(次に進む要素)」と「キャンセル(戻る要素)」のボタンが並ぶ場合、
「キャンセルが左」、「決定を右」に配置する。
デザイン的にシンプルなボタンが推奨されている。
サイズ・余白に関しても意識しておきたい。
今回は以上となります。
次は、カラーやアニメーションについても違いを見ていきたいと思います。