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スマートフォンサイトのガイドラインについて(フォント編)

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最近では、ほとんどの案件でスマートフォン対応が必須となってきています。
そこで、もう一度iOSとAndroid(Material Design)のガイドラインを確認して、最適なサイト制作を行っていきたいと思ってます。


長くなるので、テーマに分けてまとめていきます。


<参考サイト>
iOSのガイドライン(OSヒューマンインターフェイスガイドライン)
※safariで最適化

■Android(Material Design)のガイドライン
Up and running with material design
→日本語化されたサイトはこちら

【フォントの種類】

[iOS]
・サイトを通して1種類のフォントを使用する
 スタイルやウェイトも少数に

[Android]
・欧文はRobot、日本語はNotoを使用する。

※特別な意図がない限り、両方共ベースとなるフォントの使用がよさそうです。

【文字色】

[iOS]
・具体的な定義なし

[Android]
・背景が白の場合、見出しとキャプションは黒54%、
 その他は黒87%の2種類を用いる。

※Androidの方で規定はありますが、
 基本的なデザインのルールにのっとって制作すれば問題なさそうです。

【文字サイズ】

[iOS]
・最小サイズは11ptまで。

[Android]
最小サイズは欧文12sp、和文は13sp
※spとは解像度に依存いない文字サイズの表現単位。

※両方の共通である、最小サイズは、欧文11pt、和文13pt程度が基準になりそうです。

【見出し】

[iOS]
・具体的な定義なし

[Android]
・13pt(最小)→15pt(標準)→17pt→21pt→24pt→34pt→45pt→56pt→112pt
と設定する

※13pt 15pt 17ptあたりがよく使うサイズ感でしょうか。

【文字間・行間】

[iOS]
文字間隔、行間隔を、フォントの大きさに応じて自動調整。

[Android]
文字間隔、行間隔を、フォントの大きさに応じて自動調整。
欧文のみ本文は60文字、見出しは40文字以内で折り返す。

全体的にAndroidの方が細かく定義されていますね。
共通項を参考に決めていくのがいいと思います。

次は、ボタンについて見ていきましょう。